- 日本興亜損害保険<8754.T>は13日、筆頭株主の米サウスイースタン・アセット・マネジメント(米テネシー州)から株主総会で兵頭誠社長の再任に反対票を投じる方針を示されたことについて、兵頭社長名で反論の意見を展開するコメントを発表し、株主の理解を求めた。⇒保険ニュース
日本興亜損保は、1)株主還元策の充実、2)コーポレート・ガバナンス改革、3)資産運用の改善を進め、株主価値向上のための施策を実行してきた──と主張し、サウスイースタンの考えを退ける姿勢を鮮明に示した。
日本興亜損保は、サウスイースタンが保険引受業務との分社化を検討するよう提案した資産運用業務について、政策保有株式の残高を圧縮する7カ年計画を実行している最中と主張。2008年度も同計画を進め、強力な資産運用体制を構築し、資産運用収益を向上させると述べた。
株主還元策の充実については、07年7月には過去最大となる発行済み株式の4.1%(377億円)の自社株買いを実施し、08年3月には1000万株の金庫株を消却したと主張。このほか、6月26日開催の株主総会では、株主の了承を得たうえで社外取締役の人数を現行の2人から4人に増やす予定で、コーポレート・ガバナンスの改革を進めていると強調した。⇒
保険ランキング サウスイースタンは12日、日本興亜損保に対し経営改革の提言をホームページで公表し、2010年6月までに、1)投資と保険引受業務の分離、2)投資運用の専門能力のある他の金融企業との合併または提携、3)内外を問わず他の損保会社との合併または提携、4)現経営陣よりも優れた仕事ができるとの信念を持つ日本興亜社内の改革者主導による経営陣の刷新──などを検討するよう述べた。
サウスイースタンは日本興亜損保の10年来の株主で、約19%保有する筆頭株主。
サウスイースタンは兵頭社長の在任中、簿価の低下や、収益力の低下に不満を表明。兵頭社長には懸念を伝えたてきたものの「反応は不完全で承服し難いものだった」としていた。
一方、日本興亜損保は、兵頭社長が「全役職員の支持のもと、さまざまな経営改革を引き続き実行していく方針で、結果は今後の経営成績に反映される」と自信を示した。(ロイターニュース 江本 恵美記者)
日本興亜が米株主の意見に対抗、株主還元や資産運用の改善は実行中(Yahoo!ニュースより)
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