- かんぽ生命保険は2日、昨年10月の郵政民営化後初の新商品を発売した。民間生保では一般的な日帰り入院から保険金を支払う入院特約で、手術保険金の支払い対象の拡大も行うなど消費者ニーズの取り込みを狙った。ここ数年、かんぽ生命では新規契約業績の低迷が続いているが、旧簡易保険時代から通算して4年半ぶりとなる新商品投入をてこに巻き返しを図る考え。⇒保険ランキング
新商品は「かんぽ生命入院特約・その日から」で、養老保険など同社が取り扱っているほぼすべての保険に付けることができる。
特徴は保険金の支払い範囲の拡大で、従来の入院特約では入院5日目以降が保険金の支払い対象だったが、新商品では宿泊を伴わない日帰り入院から保険金を支払えるように改めた。手術保険金の支払い対象となる手術も拡大し、「扁桃腺切除術」などを新たに支払い対象に加えた。
かんぽ生命にとって、民営化後初の新商品への期待は高い。2007年3月期決算で新規契約件数が前期比20・6%減と大幅な落ち込みを記録し、低迷が続いているが、その一因として商品ラインアップに現在の生保商品の“売れ筋”の医療保険など第3分野商品の手薄さが指摘されている。
かんぽ生命では、将来的に第3分野商品の提供を行う方針を示しているが、現状で扱えるのは入院などの特約だけ。この特約に民間生保並みの商品性を持たせたのが今回の新特約だ。
この日の朝には、かんぽ生命の進藤丈介会長と、郵便局会社の川茂夫会長が、東京都大田区の大森郵便局とかんぽ生命大森支店を訪問し、販売担当者を激励した。進藤会長は「郵便局会社と一緒になって積極的な販売を行うことで、減少が続いている新規契約業績を今年度で反転させる」と強調した。⇒
保険ニュース かんぽ生命大森支店の山口勇支店長は「新しい商品の発売は、販売部門だけでなくお客さまからの要望も強かった。これを機に積極的な提案活動を行いたい」と語り、新商品を武器に販売増に全力を挙げる考えを示した。
かんぽ生命、民営化後初の新商品 低迷打破へ一手(Yahoo!ニュースより)
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