- 大手生命保険会社7社の2009年4─9月期業績が25日、出揃った。有価証券関連損益は改善したが、国内外の企業業績の悪化や円高の影響で利息・配当金収入が減少。
コスト増もあって、本業のもうけを示す基礎利益は5社で前年同期比減となった。
本業のもうけを示す基礎利益は、責任準備金の戻入など特殊要因があった住友生命と三井生命を除く5社が前年同期比減となった。
このうち日本生命は前年同期比9.3%減の2563億円となった。前年に実施した責任準備金の積み増しがなくなり約500億円の利益押上げに働いたが、金融危機の影響による国内株式配当の減少や、円高で外国債券の利息が円ベースで減少し約400億円の逆ざやが生じた。人件費などのコスト増約300億円も重しとなった。
資産運用のポートフォリオで債券に軸足を置く住友生命は、配当収入の減少を利息収入が補い、前年同期に比べ逆ざや額を減少させた。
金融市場の回復を受けて有価証券売却損益が改善し、日本生命の場合、株式会社の純利益に当たる剰余金は前年同期比3倍超の1252億円になった。日本生命の一般勘定資産の含み益は3月末の約2倍となる2兆5903億円だった。
生保7社の09年4─9月基礎利益は5社が減益(Yahoo!ニュースより)
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